
自己紹介
「金を稼ぐことは悪だ」――そんな言葉が、最近やけに増えた。
耳障りはいい。
努力しなくてもいい、勝たなくてもいい。
誰かが稼いだ金で生きていても、それでいいと肯定してくれる。
優しい言葉だ。
だからこそ、多くの人間がそれにすがる。
だが、それは嘘だ。
この世界は、そんなに甘くない。
人間は二種類しかいない。
金を作る側か、金を取られる側か。
そして大半の人間は、後者だ。
どれだけ働こうが、どれだけ努力しようが、夢を語ろうが――
その価値は、より強い誰かに吸い上げられる。
構造の中で、静かに、確実に。
だから俺は決めたんだよ。
取られる側には、ならない。
この世界は綺麗事では動かない。
動かしているのは、力と構造、そして金だ。
ならば、その全てを理解し、支配する側に回るだけ。
――そして俺は、それを楽しんでいる。